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外壁塗装 須賀総業

​外壁塗装について

外壁塗装と言っても色々な塗料・外壁の種類があります。

​こちらのページでは、塗料や壁の特徴や種類などをご紹介致します。

​ 塗料の種類 

​アクリル塗料

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アクリル塗料は、塗料の主成分にアクリル系の合成樹脂が使われている塗料です。

アクリル樹脂は、外壁の塗料だけではなく、プラスチックやボールペン、コップ、照明器具や看板など、身近なものに使かわれています。

以前は住宅の屋根・外壁塗装にもよく使われていた塗料ですが、現在はより性能の高い塗料が登場したため、使われることが少なくなってきました。

例えば、今一番使われているシリコン塗料で耐久年数は10~12年のところ、アクリル塗料は5年前後になります。

住宅用に使われるアクリル塗料は、水性、油性の2種類に大きく分けられ、さらに1液型(自然乾燥型)、2液型(反応硬化型)に分かれています。室内、屋外や鉄部、木部、外壁、屋根など、使用する環境や部位によって、どのタイプが適しているか異なります。

近年はDIY塗装が人気で、お客様がホームセンターやインターネットで塗料を注文して、ご自身で塗装することも多くなってきております。その場合は、1液型水性のアクリル塗料を使うことが多いです。

アクリル塗料は、塗料の中では安価に設定されています。15年前は主流の塗料で、ベースプランとして住宅の塗装で活用されておりましたが、今はほとんど使われません。

使われなくなった理由は、耐久性の低さです。アクリル塗料は、紫外線や雨風に弱く、経年劣化が進行すると、美観が悪くなります。塗替え時に、せっかく決めた色が思った以上に早い段階で変退色してしまいます。特に、濃彩色や青み、赤み、黄色みが紫外線に弱いので、色味がなくなってきてしまします。

​ウレタン塗料

ウレタン塗料とは、ウレタン系樹脂を主成分として作られている塗料のことで、一般的に「硬化剤」を使用する2液型塗料を指します。

ウレタン塗料には、「そのまま塗装できる1液型」と、「塗装前に硬化剤を混ぜる必要のある2液型」があります。1液型に比べて2液型は耐久性が高く、鉄・木・塩ビなど、さまざまな材質に塗装できることから、主に住宅の外壁や屋内の設備、家具などに用いられています。

ウレタン塗料には、「ポリウレタン樹脂塗料」と「アクリルウレタン樹脂塗料」の2種類があります。

◯ポリウレタン樹脂塗料
ポリウレタン樹脂塗料は、化合物である「ポリオール」と硬化剤の「ポリイソシアネート」を配合して製造されます。

◯アクリルウレタン樹脂塗料
アクリルウレタン樹脂塗料もポリウレタン樹脂塗料と同じく、硬化剤のポリイソシアネートとアクリルポリオールを配合して製造されます。

現在では、アクリルウレタン樹脂塗料が主流となっています。

ウレタン塗料は、耐候性が弱く紫外線などの影響により劣化しやすいです。特に外壁や屋根などは、紫外線の影響を強く受けるため、劣化の進行が早くなります。

また、温度や湿気、雨などによって異なりますが、ウレタン塗料は黄色く変色しやすいです。黄色く変色しやすい原因は、ウレタン塗料に含まれているイソシアネートという成分にあります。

ウレタン塗料の塗膜は、防水性や耐水性が劣っているため、汚れが付着しやすいです。そのため、わずか数年で塗装した部分が薄汚くなってしまい、建物全体が古びた印象となることも珍しくありません。

また、ツヤ消しタイプの塗料は、汚れが目立ちやすいため注意しましょう。
低汚染性に優れたウレタン塗料を使用することで、汚れを防ぐことが可能です。

ウレタン 塗装

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シリコン塗料

シリコン塗料とは、ベースとなるアクリルに、シリコン樹脂を混ぜて作られた塗料で、正式名称はアクリルシリコンといいます。ベースはアクリルですが、アクリルシリコンなので耐久年数の低いアクリル塗料とは違います。

使用されているシリコン樹脂はケイ素(Si)を核としたシロキサン結合を持つ無機化合物で、非常に安定した性質が特徴です。ただ注意しなければいけないのが、同じシリコン塗料でもシリコンの含有量で性能が変わる点です。

主な用途は戸建て住宅の塗り替え、塗料以外だとシーリング材、建設用保護材などで.す。コストパフォーマンス面で総合的に優れているため、日本の一戸建ての場合、大体7~8割はシリコン塗料を使って外壁塗装が行われています。

その他にも、医療用カテーテルのような特殊用途やシャンプーやファンデーションにもシリコン樹脂が使われています。

シリコン塗料は低電圧性で汚れが付きにくい性質があるので、雨や泥、ホコリや車の排気ガスなどの耐汚染性に優れています。また、塗膜が固く撥水性があるで、雨水や汚れを綺麗に弾く性質もあります。

油汚れを弾く性質により長期間綺麗な塗膜を保つ事ができるので、建物の美観性にこだわる方にとっては魅力的な塗料といえるでしょう。

シリコン塗料は、艶がある仕上がりにすることで光沢保持率が高くなり、塗膜の光沢を長期間に渡って保つことができます。ウレタン塗料と同じ環境で実験した所、シリコン塗料の方は2割ほど光沢保持率が高いという結果が出ました。

※光沢保持率とは、雨、紫外線、熱などの塗膜の劣化要因に対して初期の光沢を100%とし、劣化後に何%の光沢を保持しているかの割合のことです

水性シリコンセラUV 塗装

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​クリヤ塗装

せっかく選んだ家の外壁。塗り替える時も今のデザインを残したままにしたい。塗替えで元の模様を塗りつぶしてしまいたくない。
そんな理由からクリア塗装を検討している方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、クリア塗装って実際はどのようなものなのか?価格や塗料にはどんなものがあるのか?等、クリア塗装について分からないことがたくさんある方も多いと思います。

そのような方の為に、クリア塗装の基礎知識からクリア塗装がオススメの方、塗料の種類などをお伝えいたします。

クリア塗装は分かりやすく言うと、素地(下地)が透けて見える無色透明な塗料を使った塗装のことです。
着色していないので、外壁の素材の色や木目を生かしながら、保護や艶出し、手触りをよくするなどの目的で使用されます。

色を付ける塗装は、外壁のデザインを塗りつぶし、同じ色の塗料で同じように塗装をしようとしても、完全に同じ色で塗装することはとても難しいです。

そのため、気に入った外壁のデザインをそのままにしたいという方が、クリア塗装を検討するのです。

クリア塗装は色を付ける塗装と違って「劣化が起こる前」に検討することが必要です。
その他にも、クリア塗装を行う際の注意点がいくつかあります。

そもそもクリア塗装が出来ない素材があります。それは、光触媒・無機・フッ素等でコーティングされているサイディングです。これらは日差しが強い面があってもチョーキング等、劣化が起きにくいというのが特徴です。10年くらい経っていても、新築時と同じような艶が残っているサイディングというとイメージが付くでしょうか。これらは、特殊なコーティングが施されており、その上にクリア塗料を塗ってしまうと早々と剥がれてしまう可能性があります。

日本ペイントが開発した【ファインパーフェクトシーラー】という下塗り材を活用すると、特殊コーティングされたサイディングでもある程度はクリア塗装が可能になりました。しかし、全てにおいて問題なく塗れるというものではないため、施工業者へ塗れるのか塗れないのかをキチンと判断してもらうことが非常に重要です。

チョーキング現象とは、外壁の表面にある塗膜が劣化し、手で触ると手に白い粉のようなものが付いてしまう現象のことを言います。
この現象が起きている外壁にクリア塗装をしてしまうと、塗装後に白ボケしたようになってしまうことがあるため、オススメできません。

​クリア塗装を、希望する方は壁の劣化、チョーキングが起きる前に1度ご相談下さい。

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​ラジカル塗料

ラジカルとは、塗料を調色するときに使う酸化チタン(白色顔料)に、太陽光の紫外線が当たることで発生するエネルギーです。発生したラジカルは、塗料の樹脂や有機顔料の劣化させてしまいます。

例えば、塗膜の劣化症状で色褪せやチョーキング現象を引き起こす原因になります。

ラジカルシリコン樹脂の大きなメリットは、シリコン以上フッ素樹脂並みの対候性がある点です。1缶当たりの値段は、シリコンより少し高いくらいなのに対して、耐久性はフッ素並みと言われています。そのため、価格の割に耐久性が高いというコストパフォーマンスに優れています。

例えば、日本ペイントのパーフェクトトップは、「促進耐候性試験で2500時間経過後、光沢保持率が80%」と、優れた高光沢を実現しております。また、調色の際に3分ツヤ、ツヤ消しなどツヤの調整も幅広いです。

親水化技術により、低汚染性・防藻・防カビ機能もあるので、汚れ、雨だれ、汚染に対し、優れた効果を発揮します。

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​フッ素塗料

フッ素塗料とは、蛍石(ほたるいし)を原料としたフッ素樹脂を配合した塗料のことを

いいます。

高価な塗料ですが、優れた耐久性や耐候性を持っているので、一般住宅だけでなく

大型建造物での塗装にも使われます。

一般住宅では、紫外線による劣化が激しい屋根を中心に、外壁やシャッターなどに

使われることが多いです。

さらに、航空機や調理器具などにも使われており、さまざまな用途があります。

フッ素塗料は耐用年数が長く、塗り替え頻度を少なくすることが可能です。

一度の工事価格は高くとも、結果的に建物のライフサイクルコストの削減につながる

でしょう。

また、フッ素樹脂には「3フッ化型フッ素樹脂」と「4フッ化型フッ素樹脂」が

あります。

「3フッ化型」は紫外線に弱いので、耐久性は4フッ化型の方が高いです。

現在販売されている塗料の中で、合成樹脂を主成分としているタイプのものでは

「4フッ化型フッ素塗料」が最もハイグレードな塗料となっています。

まず、フッ素塗料で注目すべきメリットは耐久性・耐候性の高さです。

特に「4フッ化型」は変形や変色、劣化などがしにくい特性を持っています。

耐摩耗性も優れていて、光沢が長持ちしやすいです。

また、耐熱性もあるので、屋根や外壁に塗装することで紫外線や外気などの熱から住宅を守ってくれる効果が期待できます。

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​無機塗料

パーフェクトセラミックトップ 塗装

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無機物、有機物に関して簡単に言うと、無機物は生命が作り出すものではない鉱物などの事で、有機物は生命が作り出す化学物質などの事です。

無機物は、紫外線などが当たり続けても劣化しにくいという性質を持っているので、ビルのガラスや石などは、長年太陽に当たり続けていても多少劣化するのみで、樹脂塗料のようにぼろぼろに崩れる事はありません。

そして無機塗料は、この紫外線を浴びても崩れない無機物を塗料に応用すれば、より強い塗料が出来るのではないかということで開発されたものです。ただし、実際には無機物は固すぎて塗料として使用することができないので、無機物の耐久性を活かしつつ、有機物を混ぜて作られています。

・メンテナンス回数削減
無機塗料の耐用年数は20~25年で、高耐候性に優れているので、きれいな外壁を長く保つことができます。1回の外壁塗装にかかる費用は高額ですが、短いスパンでのメンテナンスも不要なので、予算に余裕があり、何度も住宅を工事したくない方にオススメの塗料です。

・燃えにくい性質
燃えにくさの事を「難燃性」「不燃性」と言い、有機樹脂だけの塗料に比べて、鉱物などを含む無機物を使用した無機塗料は、燃えづらい性質があります。しかし、先述の通り、無機塗料にも有機樹脂などの無機物以外の物も配合されているので、全く燃えない、というわけではありません。

・防汚性と低汚染性
汚れにくい性質の事を「低汚染性」、非常に汚れにくいことを「超低汚染性」と表現する場合があり、無機塗料には超低汚染性のものも多くあります。無機物を配合した無機塗料がなぜ汚れにくいのかは、以下の理由があります。

まず親水性という水と非常になじむ性質がある為、汚れが表面についたとしても、雨が降った際に汚れと壁の間に水が入り込んで、水と一緒に汚れも流してくれます。

光触媒塗料にも同じような性質がありますが、この親水性は配合した無機物にそういう性質がある、というわけではなく、あくまで親水性の材料を混ぜているから親水性の状態を維持出来ていると考えてください。

次に、無機物が配合されている無機塗料は、静電気が有機樹脂塗料よりも起こりづらい為、ゴミ等の汚れがつきにくいという点が挙げられます。

泥水がはねた、というような場合は静電気は関係なく汚れが付着してしまいますが、空気中を漂う小さなゴミ、チリなどは静電気に引き寄せられて外壁にくっついてします。さらに、ゴミがたくさんついた壁は汚く見えたり、水を含みがちになり、コケ、藻、カビなどを発生させる可能性が高くなります。

 外壁の種類 

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